このレビューはネタバレを含みます
米櫃事件が知りたくて。
ヘチを見た後だったので、同じ王様かと前半は失望したけど、後半は本当は息子の世子を大切に思っていて、世子を引きずり落とそうする老論派から守ろうとする父親の愛を感じた。怒ってない時世子に接する時のハン•ソッキュの笑顔が良かった。
老論派を牽制しながら、朝鮮を守っていく英祖の政治は仕方ないし良かったと思う。
世子は民の期待に応えようと内緒で書斎を作り、王様を裏切ってしまったから、自分の時代まで待てばいいのにと世子が悪いよと王様が可哀想に思えた。(まぁ、英祖が亡くなるまで14年あるけど)
14話からジダム役がキム•ユジュンからユン•ソヒに代わり、性格も表情も違いすぎて別人にしか見えなかった。そのままキム•ユジュンが良かったな。
真面目な話で音楽もなんか暗いし、本当の史実は分からないけど、どうして息子を殺してしまったのか理解できたし、最終話は涙が止まらなかった。
生きていれば聖君になったはず。残念に思うけど、イ•サンがお父さんの意思を受け継いで立派な王となったので、終わり方も良かった。