QI

マンダロリアン シーズン2のQIのレビュー・感想・評価

マンダロリアン シーズン2(2020年製作のドラマ)
4.8
“SWシリーズの新たな展開スタート”

今年から映画館鑑賞縛りを少し緩めて、配信でしか見られない作品のレビューも上げようかと…

なんせマーベル、SWのドラマ配信が続々と始まるのでw

当然シーズン1を含めて全作品観ましたが、この内容には多くのSWファンも合格点を出すはず。

というよりも本作が一番好きというファンがいてもおかしくないくらいにクオリティが高いです。

特に最終話のラストシーンは『ローグワン』のラストシーンの衝撃を軽く超えてきました。

このシーンだけでディズニーには足を向けて寝られなくなりますw

そして複数の監督が制作しているとは思えないくらい、統一された世界観を実現しているのは驚くべきこと。

ルーカス・フィルムのデイブ・フェローニとマーベルで多くの作品に関わったジョン・ファブロー、二人のタッグは大成功でしょう。

『エージェント・オブ・シールド』に出演していたミン=ナ・ウェンの活躍を楽しめたのもそのおかげ?

そしてその世界観は『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』からしっかりと繋がっています。

『クローン…』では、アナキンのパダワン、アソーカの成長とオーダー66発動後の顛末が、『反乱者…』ではマンダロアの状況とマンダロリアンについてのエピソードが多く描かれているので、未見の方には是非鑑賞をオススメします。

特に『クローン…』シーズン7のラスト4話はファン必見!

アソーカが大好きになること請け合いです。

そして本作の成功に手応えを感じたのか、ディズニーはSW関連で12の企画(映画2・ドラマ10)を発表しました。

その全て(時間軸が不明なものを除いて)が本作を含めたオリジナル・トリロジー以前の時代が舞台。

とうとうディズニーもシークエル作品を無かったことにするようですw

アソーカ単体作品がとても楽しみですが、注目すべきは『The Acolyte』というスカイウォーカー・サーガの200年前、ジェダイ全盛期を描く作品。

この時代の話は既にノベライズ作品で描かれていますが、今回ドラマ配信に先駆けてコミックでシスの台頭までをPhase1~3までサーガ的に描くらしく、この評判如何で映像作品としてスカイウォーカー・サーガに続く新たなサーガがスタートする可能性もありそうです。

これだけ多くの作品が予定されているのはファンにとってはとても嬉しいことですが、はたしてそのクオリティはどうなのか?

見届けるまで死ねません😅
QI

QI