Solo1968

マンダロリアン シーズン3のSolo1968のレビュー・感想・評価

マンダロリアン シーズン3(2023年製作のドラマ)
2.3
 ブック・オブ・ボバフェットの最終話での再会シーンに鼻水垂らしての号泣、そして何度もリピートした日から、シーズン3への長い長い待ち時間を経て遂にスタート。
 ルーカスフィルムからの契約解除、解雇となった不穏な空気のキャラ・デューン役が本作で登場しない宣言を第一話に唐突に会話に入れ込む感じは、違和感が強かった。このスキャンダルと解雇問題によって、マンドーに対して
「保安官になってくんねーか?」
なんて言うシーンまで作る事となったと、。
第1話にて、声を大にして キャラ・デューンが二度と作品に出ない事をわざわざストーリーに盛り込むのもなかなか作る側としても大変な作業なんだろうなと感じた。
 
 シーズン1.2.そしてブック・オブ・ボバフェット においては個人的には(B.O.Bの1話から4話を除き)ほとんどが満点💯に近い大好きな作品だが、期待のシーズン3の第1話は、少し期待外れか。

 マンダロリアンの儀式の途中での巨大なクリーチャーとアーマラーやマンダロリアン達との戦闘シーンが、、、長い、とにかく長い。
この中に後に重要なキャラも恐らく存在しないであろうに、作品の5分の1!!?を占めるのは退屈だった。もちろんクリーチャーの迫力はお見事だが、そういうのを期待しているのではないので。

 
 程なく登場したお二方、。
特にディンジャリンに関しては、もう洗脳という言葉が怖いくらいに当てはまるというか、完全に洗脳されてしまっているので、マスク越しにどんな表情をしているのかが勝手に脳内に浮かぶ。恐ろしい事だ。スターファイターでうたた寝するシーンでもアーマラーと話すシーン、とにかく表情が見えるように感じるのは 前作までで完全に心を持って行かれて陶酔しているからに違いない。

 そして、おメメちゃんのグローグー。この期間までに更に技術的にもきっと進歩しているので、もちほん 何体ものフィギアを駆使して撮影されているのも分かるが、意図的なのか?前作までではあまり感じた事の無い、ヨーダに似た目つきを感じる場面がいくつか出たのが不思議な感覚。
もちろん、ベイビーヨーダとも称されていたので、知らない人からしたら同じだろうが、可愛さ愛らしさ爆発のこれまでのグローグーにどことない知的さがほんのり増えてきた事を素直に喜ぶべきか否か、、。

 ジョンファブロー監督が仕切る作品なので、この後にはファンへのサービスも満載なのは間違いなく、またラストでは涙と鼻水ダラダラで号泣させられるのも分かっている。
 
 悪いはずがない。

毎週の楽しみが増えた
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