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坂の途中の家のmayのレビュー・感想・評価

坂の途中の家(2019年製作のドラマ)
4.5
7ヶ月の赤ちゃんをお風呂に落とした虐待犯の裁判の、裁判員の補欠になった里沙子。その裁判を通して誰もが直面する子育ての大変さを炙り出していくストーリーだった。

ストーリー展開が面白かった!内容もとても充実していた!"普通"ってなんだろう?"普通"ってそれぞれみんな違うのに。

初めての子育て、みんな初めてで泣き叫ぶ我が子を見て誰でも一度や二度、(もう!いい加減にして!)と思った事はあったのではないかな?

夜は眠れない。夫は仕事で忙しい。あの頃少し精神的にまいっても、誰も責められないと思う。

私の母親は私に"完璧"を求めるひとではなかったので助かった。そしてよく手伝ってもくれた。今更、本当に有り難かったと思う。母親はもう他界したけれど、いつも私の味方で、いつも私を気遣ってくれた。

今、子供が大きくなって私も、彼女とは別人格だし、いつも彼女の決断を応援したいと思っている。

それにしてもさまざまな家庭があり、生い立ちもさまざま。私達は自分自身シッカリと生きる為に何をすれば良いのだろう⁉︎

まず自分を好きになる事なのかなーと思った。そして、子供にも自分を好きでいて欲しい💕

あなたは世界に1人しか居ないかけがえの無い大切な人なんだよ...❗️


最後の判決。裁判長の言葉には涙が出た。本当にそう!って。
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