富めるもの強いもののクズの悪行が見逃される。法の下での平等が損なわれていると訴えたいのか,法の不備を訴えないのか,よくわからない終わり方だった。あと,それにしても他のドラマと比べても警察が間抜けすぎる。
古いドラマと思ったら,まだ6年しか経ってないのか。悪4人組のほんまに悪の2人は際立ってる。オ・テソク役のシン・ソンロクはちょっといけてる悪役専門。刑事役のイ・ジヌクもこういう役で息長い。
途中降板のコ・ヒョンジョンは善徳女王の敵役ミシルのイメージよりはいい役だと思うんだけど意見衝突で降板とかで,なかば休養中のパク・ジニ(あんまり知らないけど)になったけど,これはこれでいいのでは。
えん罪を着せられそうになる人の妻で弁護士クム・ナラ役のチョン・ウンチェ,見たことあると思ったら,「王の涙-イ・サンの決断-」の女官役に人だった。(映画よりあとなのに,このドラマでは余り演技うまいという感じがない。イ・サン役のヒョンビンからしてそうだし,やっぱり映画はスタッフの力がすごいということだね)
ナラの子どもダルレ役シン・リナは結婚契約の子役。
このドラマではちょっとしか出てこない1999年のひき逃げの被害者役のチェ・ミョンビンはその後大いに成功して,「恋慕」でパク・ウンビンの子供時代の役で,男女二役を見事に演じることになる。