Newman

ザ・ルーキー 3のNewmanのレビュー・感想・評価

ザ・ルーキー 3(2021年製作のドラマ)
3.8
この番組、毎週楽しみにしています。ちょっと無理もあるのですが。毎週少なくとも3回は見ることになります。面白いからでもありますが、たいてい3つの話が併行して起こるし、物語の展開も早い、1度ではとても全部理解できないので。日本のテレビドラマと違うことに唖然とします。日本のドラマはそれなりに好きですが、この番組を見ていると、日本のドラマは3ヶ月の番組枠では大き過ぎてとても時間が埋まらないのでダラダラと時間つぶしの時間も必要だと主張しているようにさえ感じる。3回見た結果、今回のジャクソン巡査が数人に暴力を振るわれ瀕死の重傷を負う場面は、命を掛けて一人の悪徳警官を追い出すために犠牲になった、そのことにグレイ巡査部長が涙目になって「お前のことを誇りに思う」と病院に見舞いに来るシーンは納得できなかった。重傷を負ったのは偶然でしかないと思えたし、巡査部長が言うように「あんな奴を追い出すために命をかけるな」は当然のことのように思えたので。

「ザ・ルーキー3」#6潜入捜査官ルーシー
貧乏で生意気だけどすごく勉強もできる女子大生の「ロサンゼルス警察は、今も男みたいにしてないと溶け込めない?」と言う質問に新人女性警官のルーシーは2人の先輩女性警官を前にその2人のことを例にして「無理に溶け込まなくてもいいと思う。この2人はカリフォルニア州でも特に優秀な警官よ。2人は雪崩のように押し寄せる障害をかき分け上を目指してきた。男社会に溶け込むことによってじゃなくむしろより強くより賢く機敏になることでそうやっていまだに女は生まれながらに弱い存在で共感してやる必要なんてない組織の中で生き抜いてきた。この2人と同じことができる男なんて見当たらない。他の誰よりタフな2人よ」と言っています。今回はルーシーのこの言葉に参りました。これを聴いてまず感じたのは、雄弁は銀ではなく金だなってこと。女子大生も嬉しそうでした。先輩の2人も。そして2つ目はこれって、この2人だから言えることで、そこまですごくなくたって充分にやっていけますよと思ったこと。そうそう、学んだ英語が2つ。”A walk in the park"は、「たやすいこと」、”avalanche"は「なだれ」。
Newman

Newman