おんちゃん

BORDER 贖罪のおんちゃんのレビュー・感想・評価

BORDER 贖罪(2017年製作のドラマ)
4.0
「正義を成すために」

BORDER、ドラマシリーズの続き。
小栗旬が闇堕ちするのか、否か。
現段階での最終回に位置しているのだが、
個人的にはまた次回作に期待してる。
というより、金城一紀が作る作品は
どうしても物語の続きが気になるような
終わり方をするので、仕方ない。笑
どうしてここまで人間の闇の部分を
上手く描けるのか不思議である。

正義、悪。両極端に位置するもの。
正義の反対はもう1つの正義という考え方が
メインだとするのならば、純粋な悪とは
どこから生まれてくるのだろう。
本来は自分が正しい行いをしているという
考え方から生まれてくるのだから
純粋な悪は自分が悪い行いをしていると
自覚した上で行動するものであり、
これはある意味やっかいな存在である。
この考え方に陥ると、どんなに自分の中で
悪いと思っていても、それが正しい行いとして
行動出来てしまうのだから。


(あらすじ)
「死者と対話できる」という特殊能力を得た
刑事・“石川安吾”(小栗旬)は、
完全犯罪を成す“絶対的な悪”=安藤(大森南朋)と
対峙し、正義と悪の境界線で
究極の選択を迫られる。
新たな運命を背負わされた石川の前に、
新たな死者・真実(中村ゆりか)が現れる。
「わたしを殺した犯人を捕まえてください!」
という死者の想いを受け、
再び石川が取った予想外の行動とは…。

[参考サイト]
https://www.tv-asahi.co.jp/douga/iPhone/border_02/1
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