「推奴」を見てチャン・ヒョクの哀愁や迫真の演技とアクションが良かったのでこちらも鑑賞。
そういう点ではこの主人公ははまり役である。
以前、日本でもこの作品をリメイクして唐沢寿明がやっていた。
韓国の作品はバイオレンスものの描写がグロい。
日本版も背景までまったく同じように作られているがこちらの方が長くてところどころ違う点を見つけるのが楽しい。
日本版は真木よう子の滑舌と必死演技が嫌いだったが、こちらは淡々とした緊迫感が演じられていてさすが。
チャン・ヒョクは「推奴」と同じようなダラケた男の演技で相変わらず鼻の頭の傷がトレードマーク。
三白眼の睨みも現在。
もっとチャン・ヒョクのカッコいいアクションが見たいと思っていたら8話ではナイフで人刺しまくりなんだけど警察がこれいいんかいな⁉︎
弟分は歴史ドラマでも見慣れたペク・ソンヒョン。
日本版のジャニーズよりらしくて良い。
映像は日本版より韓国版の画角の方がカッコ良かった。
その分サスペンスだけでなくハードボイルド感も出ていた。
事件解決まで、わかってはいるけど韓国版の方が長くて焦らされた。
緊急通報がひとつ入るとセンター長は他の緊急通報が疎かになってるところがドラマ。
何でもかんでも悪者たちを日本に送るとか言ってたけど、殺人野郎を日本に送ってくなーーー！と思わず言ってしまった。
と、最後まで堪能できた。
ラストの締め方も良かった。
先に日本版見てから韓国版を見る方が文句もなく比べられて面白い。
まぁ、日本版の犯人が本当の犯人になってしまったので当分再放送はないだろうけど。。。
