前作が【正義】のビデオガールなら、今作は【悪】のビデオガールの物語。
だと思ってたんだけど、やっぱりそんなに単純じゃないらしい。
でも結局はやってる事前作とあんまり変わってないんだよねぇ。既視感、既視感。
序盤のサイコな雰囲気で前作と差別化を図ってるんだと思ってたが、途中からの無難な展開でそれも台無し。
個人的にはいっそそのまま最後まで振り切った物語を期待してたんだけど…
無難は無難なんで、決してつまらない訳ではない。前作からの惰性で観れる内容。
まぁ早い話が蛇足的なお話ってこと。
前作で満足した人は特別観る意味は無いし、逆に物足りなさを感じた人には余韻(？)を与えてくれる様なお話だと思う。
ただ、別に前作を補完するような内容じゃないので、過度な期待をしなければ。
あと一つ驚いたのが、マイ役の山下美月さんという方。
勉強不足で全く知らなかったんだが、乃木坂(アイドル)の人なんだね。
演技が普通にお上手なんで、ずっと若手の女優さんか何かだと思ってた。(と言うか、そこらの下手な若手女優なんかよりよっぽど演技派なのでは？
