ウルトラセブンの34の情報・感想・評価

セブン凍える

市川森一脚本は渋いですなぁ。 前半のサスペンスの緊迫感、凄すぎます。 「セブンは寒さに弱い」「体力が落ちると額のランプが点滅する」等の設定が追加されてから、SFとしても深みが増してきましたね

キリヤマとクラタ、この2人にフォーカスがあたる話はどことなく渋くて良い。特にキリヤマ、隊員の前ではあんまり見せないテンションなのがめっちゃ良い。 それにしてもクラタ、出てくる度に部下が犠牲になってて居た堪れない気持ちになる。最後のちょっと寂しそうな顔が切ない。 空気を調節する機械の異常を、宇宙人であるダンは気付けなかったのが｢なるほど！｣となって楽しい。