帰ってきたウルトラマンの33の情報・感想・評価

エピソード33
怪獣使いと少年
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ハンソクマケ

ハンソクマケ

雨。雨。ひたすら雨。対照的なのが火であって、何をされてもじっと耐えていた少年は、炊いていた粥をひっくり返されたときについぞ涙を流す。このときの少年と火の平行モンタージュ。 あるいは恩人であるメイツ星人を殺害した拳銃から散る火花。怪獣ムルチが放つ火、あるいは葬る火。雨は火を鎮めはするが…。
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おらが春

おらが春

言わずと知れた名作。それまでは「人間の営みによって汚れた自然の怒り」を感じる怪獣が結構出てきたけど、「人間そのものの汚さ」、それも市井の心情をここまでストレートに描いた回は珍しい。 伊吹隊長の「日本人は〜」のくだりが重たい。その言葉通り、何も迷惑をかけていないはずの金山さんは私刑により死んでしまう。 結果封印していたムルチが蘇って、「MATなんだから助けろよ!」と来たらやる気も無くなるわね。 それでもMATは人間を守らなくちゃいけない。ジンクスだけど、迷っちゃいけないポイントだもんな... ワンダバをバックに長回しで撮影されたバトルシーンがかっこいい。でもそれ以上にストーリーがめっちゃ良くてそれどころじゃなくなる。 金山さんの死後も良くんは穴をほり続ける。パン屋さんみたいな人もいるけど、あんなの経験しちゃったら絶望もするわな。 でも果たして自分は、批判していた市井のような態度を取らないかと言うと分からない。身をつまされる話でもある。
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kty

kty

トラウマ名作。同タイトルの書籍が読み応えありました。😊
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Hiro

Hiro

隊長が、僧侶に! ムルチ登場! 救われざる結末。 少年が、悲惨過ぎる。。
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