帰ってきたウルトラマンの48の情報・感想・評価

怪獣もMATもパラシュートで降下してくる牧歌性。怪獣は滑り台に引っかかっる=不安定な位置に留まり、「怠ける」伝染病にかかったMATチームはブランコに乗って楽しそうに揺れる。 だがギリ持ち堪える郷や少年は体を横たえている。揺れる運動から逃れることが、怠け病に抵抗する術であったらしい。

感想書こうと思ったけどやーめた

コメディの皮を被ったホラーな回。『ウルトラQ』のカネゴン回みたいな質感だ... 受けると怠け者になってしまう放射能の効力がスゴい。学校やら結婚式やらまでは笑って見れるけど、火事を前にだらける消防士や、郷を含むMATまでだらけ始めるのはもう怖い。 ヤメタランスを宇宙に返した後それまで変なアレンジがかかってたワンダバがいつもの感じに戻り、MATが正気に戻ったことを示すの、作劇としてめっちゃ上手いよね。こういうところがちゃんとしてるね『帰ってきた』。 ヤメタランス、彼自身には悪意がなくて良かったね。ああいう搦手が使える相手が1番怖い。愛嬌ある見た目もなんか好き。 ササヒラーも好きなんだよな。割とあっさり倒される感じもまた良い。スペシウム光線で下される相手は久々なのでは。 真面目になったマサルくんが、すっかり怠け者になって終わるオチも上手いよね。脚本の妙が光る、分かりやすくて面白い回だった。 それにしても神社っぽいシーン観ると、やっぱり実相寺が浮かんでしまう。意識してたのかな...?

怠け者をヤメタランス！ 上手いオチだ。 セブン的なエピソードかもしれない。 面白い回でした。