茶一郎

Too Old to Die Young(原題)の茶一郎のレビュー・感想・評価

Too Old to Die Young(原題)(2019年製作のドラマ)
4.5
 贅沢!だが!長い!精神的にも長いが、今回は物理的にも長い!私的に「レフン時間」と呼んでいる醸成されたレフン監督独特の映像時間を、満遍なく体感できる贅沢なドラマシリーズ。

 「予算が尽きるまで長くした」と語っていたり、「やるかどうか悩んだのでホドロフスキー監督にタロットで占ってもらった」など制作の段階でかなりパワーフレーズが並ぶ本作。

 ジャンルとしては「警官ビジランテモノ」、「メキシコカルテルモノ」をベースに暴力、オカルト、ジャパニーズヤクザを織り交ぜた何でもありのレフン劇をレフンネオン(ネオン光)の元、見せてくれます。
 特に「メキシコカルテルモノ」は『オンリー・ゴッド』でも描かれた「母性の支配」を反復します。(これはホドロフスキーの『サンタ・サングレ/聖なる血』の反復でもある)

 「長い!」か「贅沢!」そのどちらに転ぶかは観客によりますが、見て決して損はしないレフンの新最高到達点だと思います。(寝落ち用映像として観ていたので、見終わるまで3週間もかかってしまいました)【記録】