クーベルタンはな

マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~のクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

4.0
うーん。面白かったんだけどフィルマほど高評価じゃないな。前半がどうしようもなく暗くてIUちゃんくすりとも笑わなくて。後半になって救われたとこあるけど重たい。

建設会社で働くドンフンに、ある日、差出人不明の5000万ウォンの商品券が届く。直前に母から、無職の長男のために、家を売って食堂をやらせたいと相談されたドンフンは、それを受け取ってしまう。翌日、ドンフンは匿名の告発を受けた監査部から調査を受けることに。しかし、商品券は彼の机からこつ然と消えており、ドンフンは答えに窮する。すると、突如商品券がビルのゴミ置き場から見つかる。ドンフンは「5000万の商品券を捨てた男」として社内で英雄扱いされることに。商品券を捨てたのは契約社員のイ・ジアンだと知ったドンフンは、自分が捨てたことにしてほしいと彼女に頼む。すると、ジアンから交換条件として1カ月間食事をおごってほしいと言われてしまう。実は、ジアンは、ドンフンの妻ユニと不倫関係にある社長ト・ジュニョンからお金をもらうため、ドンフンを陥れようとしていた。そうとは知らないドンフンは、ジアンに関わるうちに彼女が多額の借金を抱えていることや、孤独な人生を歩んできたことを知り、少しずつジアンを助けるようになる。そんなドンフンの優しさに触れるたびに、ジアンの心は少しずつ揺らぎはじめ…。