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妖しい愛の物語のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

妖しい愛の物語(2016年製作のドラマ)
4.7
シリーズ・江戸川乱歩短編集II 妖しい愛の物語 「何者」
私(平井“ファラオ”光)は、鎌倉に住む結城(若葉竜也)の家に逗(とう)留していた。えたいの知れない赤井という男(明智小五郎・満島ひかり)も出入りしている。ある夜、書斎で結城が足首を撃たれた。庭に残った足跡は、井戸から来て井戸へ戻って消えている。警察は盗賊と判断、入院した結城はベッドの上で探偵よろしく事件の謎を推理するが…。 
シリーズ・江戸川乱歩短編集II 妖しい愛の物語 「黒手組」
私(田中圭)は、伯父(つのだ☆ひろ)一家に起こった事件を新聞で知る。娘(仁村紗和)が「黒手組」と呼ばれる犯罪集団に誘拐され、身代金を奪われたのだ。しかし娘は戻ってこない。私は友人の明智小五郎(満島ひかり)に捜査を依頼した。伯父たちから話を聞いた明智は、事件前日に娘に届いたハガキを手に姿を消す。明智の意外な推理とは? 
シリーズ・江戸川乱歩短編集II 妖しい愛の物語 「人間椅子」
人気女流作家・佳子(満島ひかり)のもとに「奥様…」と語りかける奇怪な原稿が届く。そこには、人が入れる肘掛け椅子を作り、座る人の肉体を椅子の中から感じて楽しむ男の告白が書かれていた。その椅子はホテルで使われていたが、今はある洋館の書斎で使われているという。肘掛け椅子を前に身震いが止まない佳子に、もう一通封書が届く…。
江戸川乱歩と満島ひかりがコラボしたミステリードラマシリーズ第2作。
ボーイッシュでスマートな明智小五郎が、ズバリハマっている満島ひかりのアドリブ全開な演技、昭和初期の妖しい世界観を描き切ったほの暗い映像美、謎解きのスマートな痛快さが、いずれもパワーアップしているシリーズ第2作。
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