勝手にだけど、又吉が抱えてる制作の葛藤みたいなものが、詰まってるのかなと思った。徳永は結局、信念を曲げられなかったから芸能界に居続けることが出来なかった。でもそれで良かったのだと思う。最後の先輩のシーンが無ければなぁ。ちょっと怖かった。徳永の最初の方の漫才と、最後の方とでノリとか表情が変わってて、だんだん上手くなってく感じがリアルだった。コンビ愛、事務所の人、珈琲屋のマスターとか、徳永は実は愛に囲まれていたんだなぁと感じられたのが救いだった。芸人の道は茨の道で、芸人の数だけドラマがあるんだなぁ。