仮面ライダーの11の情報・感想・評価

エピソード11
第11話
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コメント5件
仲野ユキヒロ

仲野ユキヒロ

第11話 吸血怪人ゲバコンドル 滝が初登場もクレジットに役名表記無し。 ⚪︎⚪︎男じゃなくなった。 藤岡の不在続く。
ワン

ワン

『吸血怪人ゲバコンドル』 ショッカーの基地には仮面ライダーに倒された怪人たちの遺影があったが、写真ではなく肖像画だったのが面白い。ゲバコンドルは華奢であまり強そうには見えないが、長所を集めただけあってさすがの強さだった。ライダーが頭を地面に突っ込んでジタバタする無様な姿は何とも言えない気持ちになる。滝和也が初登場。
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ぺあの

ぺあの

ゲルコンドルに完敗したライダーが、再チャレンジして完勝。ヒーローものの醍醐味。 ただ全般的に画像も暗く、ダークなストーリーで子供向けかは疑問。 教会に当日結婚式を申し込むのも、なんか凄い! 滝の初登場が結婚式だったんだ。
り

主役不在の中、工夫を凝らしている制作陣すごいなと思いました。
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まつき

まつき

このコメントはネタバレを含みます

ついに藤岡弘が姿を消した。正確には、過去回の素材が微妙に使いまわされて登場している。けれど新しい撮影素材はないし、再利用されたのも汎用性の高いカットであり、藤岡弘の生き生きとした表情や躍動感ある動作を見ることはできない。当然声も納谷六朗氏の吹き替えのままだ。途方もない喪失感に襲われた。 さらに、藤岡弘が登場しないということは、すなわち本郷猛が登場しないということで、「モトクロス(?)のレースの練習で忙しい」だの「加えて城南大学生化学研究所での研究が忙しい」だのと、ざっくり不在の説明がされるものの、主人公が姿を見せない異常事態を納得させるほどの説明たり得ていない。要するにとても不自然。 とはいうものの、脇を固める立花さんや緑川ルリ子、スナックアミーゴ(10話の感想で「カフェアミーゴ」と書いてました。泣いて詫びます。)の面々が、怪我をした藤岡弘・本郷猛の穴を埋めるべく活躍するような脚本となっており(立花さんと緑川ルリ子の偽装結婚式とルリ子の「本気になっちゃダメよ」のセリフは楽しい)、小林昭二や真樹千恵子(この名前を調べるためにWikiを見ていたら、登場話数の表記に驚いてしまったんだけどマジすか…)の奮闘も感じられる。まさに全員野球。 そして今回の怪人は、過去の怪人たちを合体(?)させて誕生させたという、子供心をくすぐる設定なのも嬉しい。その名も吸血怪人ゲバコンドル。若い女性の生き血をエネルギーにしており、今回のショッカーは教会で結婚式を挙げる夫婦をターゲットにし、新婦を襲う計画を企てる。ただ、ゲバコンドルを作った後、眠りから覚醒させるために血液を調達するのはわかるけど、その後の教会襲撃はいわばゲバコンドルの食糧調達的な意味合いなんだろうから、ショッカーも大変だな、と思った。ちなみに過去の怪人を合体させた割に元の怪人のエッセンスは感じられない。たぶん皆無。また、眠りから覚め立ち上がり、初めてその姿を見た時、「あ、合体という言葉のイメージに反して、ごつくなくて意外とスリム!」と思った。 そんなゲバコンドル、一応は強いという設定で、仮面ライダーが戦闘で苦戦する様子が描かれる。戦闘時にスロー再生になる演出は、過去回にはなかったように思うが、これも苦戦している演出なのだろうか。私はどうしても「藤岡弘不在で尺が余り、苦肉の策で遅回ししたんだろうな」と勘繰ってしまう。真っ向勝負では歯が立たないライダーは、サイクロン号に乗り、空中でゲバコンドルを轢く。ゲバコンドルは不可解な爆死を遂げる。なぜ。 以下メモ。 ・今回少年の戦闘員がいた?(闘わず、直立しているショットのみ) ・ライダーを知らない人にもお馴染み(私もずっとそのイメージだった)、ショッカー戦闘員の奇声、イーッ!は今回が初では? ・モトクロスの選手で本郷猛のライバル、滝さんが登場するが、強化改造一切なしでショッカー戦闘員と互角に渡り合っててマジで強い。なぜ。さらに、仮面ライダーの名前を知っていた。あんた、なんで知ってるんだ。(このあたり、後々説明されそうな気がする。) ・ゲバコンドル、ずっと甲高い奇声を発していて不気味だったのに、突然言葉を話し始めた上、それが低音の美声で笑った。せっかくなのでキャストを調べてみたら谷津勲さんという特撮に縁の深い俳優さんで、ヒッポリト星人の声も演じていた。堤幸彦にも愛されたようで、トリックなどの作品にも出演していた。 ・今回やたら目立っていたショッカー戦闘員、一応ショッカー首領のセリフ説明によると優秀らしい。いかにも悪そうな声で丁寧に状況を説明してくれるのでちょっと笑える。