随所に挟まれるビジュアルはイケてたり、ソーシャルネットワークxシリコンバレーxブレイキングバッドを目指せる素材なのに設定や脚本が杜撰でショボくて色々と惜しい。
テックの面でもドラッグの面でも設定が薄っぺらすぎてこれなら2014年にSilk Roadが摘発閉鎖、運営者が終身刑に処されるまでの経緯を読んだ方が面白い。
事実は小説より奇なり。
https://wired.jp/series/silk-road/
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1808/08/news016.html
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1901/30/news013.html
他のネトフリのドラッグ系ドキュメンタリーでよく言及されているようにMDMAはサイコセラピーとして医療利用できるポテンシャルがあってーとか自我や世界と向き合うツールとして有効でーとか、その文脈で加えてLSDなり他のサイケも扱わせたり、その上で危険なドラッグについての啓蒙したり、せっかくのNETFLIXなのにそういう話の膨らませ方ができなかったのは残念。ティーン向けで啓蒙要素もないなら、せめて大学生設定だった方が展開し易さとしても良かったかも。ギャグも弱い
英語圏以外の作品全てに言えるが、ドイツ語がわからないのでダークしかり字幕に目がいってしまう。
ドイツでもイケてる(風な)ビジュアルのドラマを作れるんだという発見とダニエル役の男の子がタイプというのがほんの少しの収穫
