コータ

北の国から '84夏のコータのレビュー・感想・評価

北の国から '84夏(1984年製作のドラマ)
4.3
子供がまだ食ってる途中でしょうがッ!

悪行と罪と責任逃れ。
あの有名なラーメン屋での罪の告白🍜
‥からの「子供がまだ…」
卑怯さと弱さを抱えた純が最後に見せた誠実。強さ。

富良野での生活は4年目を迎えている。
風力発電のエピソードからは、連ドラ時代に描かれた環境適応への困難ではなく、定住の苦悩が窺える。

純、蛍、正吉の思春期。心も体も子供を脱し、大人に向かい始めた。
まだ小中学生ではある。過渡期と言えるのは高校時代だろうか。

人は各々の人生エピソードを抱え、それぞれのスピードとタイミングで変化を遂げる。
成長過程が異なるのは一人一人が違う道を歩んでいるからで、だからこそ成長には孤独と不安が伴う。
コータ

コータ