このレビューはネタバレを含みます
今度は蛍の恋物語がメイン。
仲睦まじい蛍とその彼氏を見かけてオロオロとする五郎の演技が良い。
故郷が廃村となり東京に出て行かなければならない蛍の彼氏との別れのシーンがベタだが、このシリーズを見続けていくうちに段々と慣れていき涙腺が緩み始めてしまった。
上京してからの純のエピソードが若干弱く感じたが、帰郷してからの五郎とのやりとりが大好き。
蛍が富良野から旭川へ移り住むことが決まり、酒場で飲んでる五郎が泥酔して他の客に絡むシーンは、一人になる寂しさを酒で紛らわすほかない不器用な父親の哀愁が漂う素晴らしいラスト。