ずっと貧乏を貫いてきながらも、工夫と知恵で生きている北海道の父が
子ども達に遺言を書き残そうとするドラマ。
一人なので北の国から一気見。
現時点で存在する最後の話。
これもリアルタイムで観た。
純が自分のいい加減さから脱皮するのは○。
蛍が実の子どもを自分の息子役で登場させているので
もうかなりリアル。これは本当に凄い。
蛍は大人になってから演技が強烈。
というか演技ではなくてどんどん素になっていっている。
子どもが居なくなるシーンでは、
スタッフがこっそり隠して本気で探させたのではないか?
と思わせるぐらい、子どもが居なくなった時の母親の錯乱。
五郎ちゃんの孫に対する愛も
リアルに蛍の子どもだから自分の孫のつもりでいる感じ。
今回の見所はこの蛍の子どもの快君の母とじいじの確執。
何度観ても好き。
途中、五郎ちゃんが遺言を書きながら快君を思い出して大泣きするのは
本当に面白い。泣き笑いできる。
正直純や雪子おばさんの息子の事なんてどうでもよい。
中畑のおばさんは泣いたけどね。
良い終わり方で納得。
そして昭和の名優田中邦衛さんに改めて手を合わせた。