砂漠の中心にある無法地帯、ビル･タウィールで、レイチェル、マギー、科学者たちはアーサー･ワイルドが始めた、気候変動を抑えるための実験の次の段階として、彼らが研究するバクテリアの臨床実験を行う。予期せぬ訪問者が現れた後、実験の資金提供者が遺体で発見される。彼女は首を切り落されている。悪夢がよみがえる。生き残るのは誰だ?

臨床実験は続く。施設管理者のジェリーがサソリに刺される。解毒剤は空、ヘリコプターは壊れ、トラックのガソリンもない。被験者と科学者は業者が来るまでの6日間、砂漠の中心で行き場をなくす。マギーはアーサーの仕業だと考える。2年前、アーサーはポートリーシュ刑務所に収監され、そこで最も権力を持つ受刑者パトリックとの付き合いを余儀なくされていた。

給水ボトルに穴が開いていたらしく、科学者たちは残りの水を制限しなければならないが、実験を妨げないよう、被験者に事態を隠そうとする。警備のジャマルは被験者の女性の1人がすべての事態の黒幕だと考え、何としてでも答えを得ようとする。殺人は続くが、彼女が犯人なのか? 2年前、刑務所でアーサーは正体不明の信奉者XXと連絡を取っていた。

何者かによって実験用のパソコンがランサムウェアに感染し、データの解放に100万ドルが要求される。チームが修復を試みる間に、被験者たちの体調が悪化する。実験と関係があるのか? 直後にローレンの頭が水タンクから発見される。被験者たちはそのタンクの水を飲んでいた。2年前、刑務所でアーサーはXXと連絡をとるための携帯電話を手に入れようと苦戦していた。

反乱の後、被験者たちは権力を得て科学者たちを秘密軍事施設に閉じ込める。彼らは必死に逃げ道を探すが、今や誰を信じて良いか分からず、生き残るために互いに敵意を示す。一方、被験者たちは隠されていたガソリンを見つけ、トラックで逃げるが、自由への道半ばでトラックが爆発する。2年前、ポートリーシュ刑務所でアーサーは約束の日に彼の信奉者XXが現れなかったことに失望していた。XXはマギー･ミッチェルなのだろうか?

【最終話】マギーはレイチェルの出産を助け、基地で唯一の生存者である2人は姉妹のような時を過ごす。集中豪雨が2人を脱水症から救うが、マギーが水を汲んで戻ると、レイチェルは殺害され、赤ん坊は行方不明になっていた。