クーベルタンはな

ヒポクラテスの誓いのクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

ヒポクラテスの誓い(2016年製作のドラマ)
4.0
研修医、ツガノマコト(北川景子)が出向先である法医学教室で交通事故の遺体を不審な点があるため解剖に立ち会う。外傷性の内臓損傷と警察は言ったが、死因は別にあった。加害者のドライバーは被害者が自転車で突っ込 んできたという。

プロの競艇選手がレース中に頭から突っ込み死亡、最初は解剖したと言っていた医者が解剖してなかった。

代理ミュンヒハウゼン日本でもたくさんいそう。今回の成人女性に母親が代理ミュンヒハウゼンとは少なさそうだが、虐待して病院に担ぎ込んで同情してもらうとかありそう。

柴田恭兵さん演じるミツザキ教授の解剖医の勘が鋭くて解剖の腕も凄い。見ていてワクワクする。
しかし、北川景子さん演じるマコトは安易に物事考え過ぎかもね。可哀想だから解剖しないでとか。

死因究明だけではなく、その裏にあった重大な医療事故が描かれている。点と点が繋がるようにどんどん明かされる事故。医療事故を認めると世間から人殺しと思われて病院の評判が地に落ちる。管理職になると評判の方が大事なんですね。みんな悪意を持ってやったわけじゃないから、より悲しい。



何回もFilmarksで言ってるけどWOWOWのドラマって面白すぎてついつい夢中になっちゃう。