このレビューはネタバレを含みます
物凄く凝った場面と適当な箇所の差がありすぎて、逆に粗が目立ってしまう構成。
デスゲームとして機能してるのは、チシヤが主人公として動いてる時のみ。チシヤがいるゲームは全て面白かった。
体力ゲーが余りにも多すぎて、知力とか戦略とかほぼ関係ねぇじゃん…ってなってしまう。特にスペードのキングは酷すぎ。あいつがいなければゲームバランスはもう少しマシだったんだが。
銃を乱射されたり、ナイフでグサグサ刺された女子4人組とアグニが普通にピンピンしてたのを見ると、腕外しただけで死んだタッタが可哀想。
ニラギの存在意義が分からなかった。再登場させた意味も分からないし。アグニは良かっただけにね。
ヘイヤ可愛い。昔のガッキーを彷彿とさせる部分がある。
ヤバとバンダがこれから国民側になることを考えると、プレイヤー側が可哀想すぎる。独房はゲーム性含めて上手いことできてたし、展開は読めなかった。
批判されがちなチェックメイトは嫌いではない。ただどう考えてもクイーンが不利なルールすぎる。上手くやれば一人を除いて全員生き残れちゃうのでは…?あの子供も全くストーリーに影響してこないとは思わなかった。
ドッジボールや麻雀、綱登りも丁寧に描いて欲しかったな。色々なゲームが見たかった。象のシーンとか無駄な回想はもっと削れたはず。
クズリュウが役にハマりすぎてるせいで、ミラが痛いコスプレおばさんにしか見えなくなっている。そもそも8話はルールもストーリーも本当に面白くなかった。
天秤、硫酸を頭からかけられるのはグロすぎないか?頭にレーザーじゃダメだったのか…チシヤがクズリュウを説得するくだりもう少し説得力が欲しかったな。もう少し尺使ってもいいから深掘りして欲しかった。
山P編は山Pの全てが良かったな。プライドもあったろうに、良くこの役を引き受けたよ。
最後のジョーカー怖すぎておしっこ漏らした。