Siesta

ロキ シーズン1のSiestaのネタバレレビュー・内容・結末

ロキ シーズン1(2021年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロキ、ロゴがめちゃくちゃカッコいい 全体的にめちゃくちゃハイSFな印象
神聖時間軸 昔の日本のアニメーションみたいなのがめちゃくちゃ良い タイムキーパー ドラえもんのタイムパトロール的な タイムドアはめちゃくちゃどこでもドア アベンジャーズ1作目の時のロキ ラグナロク、サノスによる死を知ってしまう
ロキの変異体が神聖時間軸を侵している そこでロキとTVAがタッグを組んで、ロキの変異体を確保に向かう 災害に隠れて神聖時間軸を枝分かれさせているのめちゃくちゃ面白い サラダにどれだけ塩胡椒をかけても牛乳をかければ、事前ことは小さなことになるという 大災害の前で、その場の人間が全員亡くなるのなら、そこで大胆な改変を行なっても目立たない
変異体の後を追うロキ
シルヴィの過去、ロキと恋仲に TVAのきな臭さ 記憶を消された変異体ばかりの組織 ジェットスキー メビウスまさかの退場 タイムキーパー、機械っぽ過ぎない?って思ったら、そういうことか、と 剪定という言葉がやはり独特
そして、ロキの前にいるのは、別のロキたち なんかますますドラえもん感 虚無、という世界はインセプションっぽい ロキ同士で喧嘩するのとか、シルヴィとの肩寄せあった語りとか、緊迫した状況下なのに萌え可愛い エターナルズといい、世界観を拡大しすぎて笑けてくる
在り続ける者との出会い マルチバースを剪定していたのはマルチバース間の戦争がかつて起こったから それを防ぐために在り続ける者、TVAがマルチバース発生を防ぐために剪定していたということ そして、一方でマルチバースにおける自由意志はどうなるのか?という問い この問いはSF作品として、かなり画期的かつ妥当性の高い問題提起 別世界の人間だからって、自由意志を無視するという視座は極めて現代的 結果的にシルヴィの行為により、在り続ける者は死す そうすることで、マルチバースがいよいよ解放 ラストでロキはメビウスにその状況を懸命に説明するも、メビウスはロキを知らない 外を見ると、在り続ける者の巨大な像 まさしく、恐れていた悪魔的な彼によって支配された世界にロキは飛ばされてしまったのだと 全く知らないユニバースに飛ばされて終わるのめちゃくちゃ怖い なるほど、フェーズ4でマルチバースになったのはそういうわけか、と まぁ、実世界とリンクさせるなら、分断された社会、ということなのだろうか
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