やんやん

ロキ シーズン1のやんやんのレビュー・感想・評価

ロキ シーズン1(2021年製作のドラマ)
4.4
ネタばれ満載なのでまだの人は絶対見ないで。
考察については正解かどうかわからないけど、自分は納得いってるのでこのあと他の人のレビュー見に行くの楽しみです。



4話まで鑑賞したところで自分の中でのこの世界の仕組みについての結論はもう出してた。
6話まで見終えても特に変更はない。

結論から言うとロキの空想のお遊びだ。
遊びとはいっても自分の深層心理と向き合うお話。

彼が持っていったのは四次元キューブ。
四次元とは時間軸であると捉えることが多いので今回もそう。
時間を司るキューブを使ってどんなことができるかなと妄想しているのよ。

登場するキャラも何もかもロキの創作。
彼は自分のことが分かっていないようで、それぞれのセリフが真理(心理)を突いている。
ただ彼は噓つきの神様なのでどれが本当のことなのかとても分かりにくいというトリック。

恋に落ちるのが自分自身とかね、メビウスがあざ笑っていたよね。
ロキが自分の性癖というか自分の願望、自分のような女がいればいいのに!て思ってることに気づいて苦笑してるのさ。

シルヴィーが姿を現した時も遊んでるだけとハッキリ言っていた。(たぶん笑)
ほぼスルーされる会話だったけど、女として登場させた時点でそうやろ。
(何でもかんでも女にする今のマーベルの方針とも合致して手を組んだのだろうけどね)

そしてロキくん、またやることがワンパターンというか想像力が乏しくてな。
相手を操るのは槍でできたことだから、能力としてなんとなく勝手がわかる。
味を占めたのか それを強い自分自身の能力みたいにしちゃうところがまた可愛すぎる。

とまあ考察としてはこんな具合だけど、楽しくて一気見したし、ロキくん可愛くて大好きよ。
ロキへの愛だけで好評価。

それにしても思いのほか人気が出たのか?
シーズン2まで引っ張るような内容ではないと思うのだけどアメリカンドラマあるあるですね、残念でならない。
ハリウッドも今の少年ジャンプのように人気作をスッパリ終わらせる体制を見習ってください。
やんやん

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