このレビューはネタバレを含みます
何もかもがワンダｗｗ
初めはまさかのドラマ展開に『えぇ～～～！！？』とびっくり。
更にシットコムな作りに困惑…と思いきやシットコム好きな自分に死角はなかった…いやキレがねぇな！観客の笑いどころがおかしいな！？何このエンドゲームからの温度差！！ゆるふわ！
しかし切り口はかなり自分好み。
笑いと家族愛に溢れた王道のシットコムな雰囲気の中ノイズが走ったりいきなり死に顔ヴィジョンが映ったりと、日常が徐々に崩れていく感じはとても良い。
モノクロとカラー、アスペクト比の使い方も効果的なものばかりでまた面白い。
ヴィジョン、ﾀﾋんだはずでは…？ワンダたちの様子がTVで放送されてる…？何が何だか分からない謎が謎を呼ぶ展開に先が気になる…！と言いたいところだけど、シットコムだったり現代風景だったり複数のジャンルがごっちゃになってて中盤までは『どんな顔して観たらいいか分からないの』状態
しかし8話からグッと話が進み、流石マーベルと言った感じ。8、9話とてもオススメよ。
ずっとヤンデレワンダの大暴走だと思ってたら、いや実際そうなんだけど、まさかの黒幕がいたとは。
ワンダの過去がしっかり観れたのは嬉しいね。なるほどシットコムはここからきてたのね。急な爆撃ビビるわ…
そう考えるとワンダは死に別れが多すぎて辛い人生だな…こうなるのも、分かる気がする
偽りであっても、家族のために戦うワンダはめちゃカッコ良かった。めっちゃヒーローしてた。
ボロボロになりながらのルーン結界良かった。
息子たちやヴィジョンが消えていくのは観ててつらみ。
最後の別れのシーンもとても良かった。君をちゃんと見ながら別れたい。
『次は何になるんだろう』『また会おう』は泣ける。また会おう、良い言葉だな…
ヴィジョンの涙を見てまた泣けた…
