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ホークアイのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ホークアイ(2021年製作のドラマ)
4.7
サノスとの戦いの後、クリント・バートン(ジェレミー・レナー)は、家族とニューヨークでアベンジャーズのミュージカルを観て楽しんでいた。
そんな時かつて日本でローニンとして暴れ回った際に使い、現在は手放したローニンのスーツを何者かが使っていることを知ると、それを止めるべく行動をすることになり、その後ローニンのスーツを使っていた少女ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)を捕まえた。
ケイトはアベンジャーズに参加することに憧れており、かつてニューヨークの戦いの際に助けてくれたクリントのようになりたいと思うようになり、弓術の練習をしていた時、母エレノア(ベラ・ファーミガ)の婚約者ジャックのパーティーでの闇オークションでローニンのスーツなどアベンジャーズの装備が出品されていてトラックスーツ・マフィアが闇オークションを襲撃し、アベンジャーズの装備をトラックスーツ・マフィアから守るためケイトはローニンのスーツを着てトラックスーツ・マフィアと戦った。
ところが、ケイトが手を出した相手であるトラックスーツ・マフィアが落とし前をつけるために二人に襲いかかってきてしまい、二人の生き残りをかけたサバイバルが始まるのだった。
アベンジャーズを中心にしたマーベル・シネマティック・ユニバースに連なるDisney+オリジナルドラマシリーズ。
「アベンジャーズ・エンドゲーム」でサノスを倒して世界が平和になったものの、長年の戦友ナターシャの死の痛みから立ち直れず、戦いの中で耳が難聴になったり体のあちこちにガタがきてることもあり、アベンジャーズを引退したがっているホークアイことクリント・バートンが、闇の仕置人ローニンとして様々な暗黒街の人間を始末してきた過去、自分の命を懸けて世界を救おうとした親友ナターシャ・ロマノフを止められなかった悔いの落とし前を、ケイト・ビショップが起こしたトラブルそしてかつてローニンが葬ったトラックスーツ・マフィアのボスの娘でエコーことマヤ・ロペス(アラクア・コックス)や姉ナターシャの仇としてクリントを狙うエレーナ(フローレンス・ビュー)そして事件の黒幕との戦いでつける戦いが繰り広げられる。
戦いに疲れ果てていたホークアイことクリントが、無鉄砲なケイト・ビショップに手を焼きながらも、かつて自分を救ってくれたスーパーヒーローのホークアイに憧れるケイトと行動を共にする中で、スーパーヒーローとしての初心に立ち返ってスーパーヒーローに復帰する精神的な旅路が、武骨なクリントと無鉄砲なケイト・ビショップのデコボコ師弟バディコンビのユーモラスな掛け合いや息の合ったコンビのアクションで描かれる。
やさぐれているがナイーブな家族思いの「ダイハード」のジョン・マクレーン感がマシマシのホークアイことクリント・バートンがどハマりのジェレミー・レナー、無鉄砲だがクリントと行動する中で成長していく新人ヒーロー・ケイト・ビショップがハマっているヘイリー・スタインフェルド、聴覚障害者ながら格闘や射撃の達人でトラックスーツ・マフィアのボスであるエコーことマヤ・ロペスそのもののアラクア・コックスの演技とアクション、ツンデレなエレーナがますますハマっているフローレンス・ビューの演技やアクション、クリスマス🎅向けのアメコミドラマ。
「とんだクリスマスだ」
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