ぼんちゃん

メガバンク最終決戦のぼんちゃんのレビュー・感想・評価

メガバンク最終決戦(2016年製作のドラマ)
3.8
「私利私欲VS誠実」
銀行を舞台にした現代版関ヶ原の合戦、みたいな雰囲気。
内部分裂あり、スパイあり、黒幕あり。だが最後は「誠実さ」がものを言う王道ストーリーは、胸がすっきりしました。
会社の派閥争いとか、自分の利益を追求したいがために他者を出し抜くやつとか、肩書にこだわる上層部とか、社会人の日々の「なんだかなあ」が詰め込まれています。
そんな私利私欲にまみれたメガバンクで、そこで働く行員の為、ひいては日本の為に誠実に勝負に挑む椎名桔平はとてもしびれます。
梨泰院クラスとか半沢直樹とか戦国時代劇の「ずるくない主人公」が好きな方におすすめしたい一作です。
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