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FBI4:特別捜査班のnanoのレビュー・感想・評価

FBI4:特別捜査班(2021年製作のドラマ)
4.0
国の組織なのに事務所内でうごめく中の数人しか台詞がない。そんな当初の欠点は完全に解消。どんな調査も複数担当が数秒で解決。(その角度、その解像度で顔認証は無理なんじゃ?)って調子ですから、サクサク展開の42分はストレスフリー。
ただ。犯人がFBIの接近に気付いていないのに遠くから「FBIだ!」「FBIよ!」で犯人逃げる、人質を取る――。これがほとんど毎回なので捜査官がかなりの間抜けに見えてしまいます。現実ならとっくに処分されているはず。
このドラマで描かれるFBIは実にユルユル。加害・被害で身内が絡んだ事件に首を突っ込み、関与を禁じられても動き回り、それが原因で事態を悪化させても処分されません。そのへんの民間企業より統制が利かない感じ。そのへんが絶大な人気に至らない一因では?
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