めちゃくちゃいいドラマでした。
後半見ながら「あぁ、ええドラマやなぁって」ずっと言ってしまった。
前半10話までは正直みていて退屈やった。
人間の嫌なところとか、ネチネチしたところが多いし、ドンベクもそんなんにウジウジしてたけど、しかしそれが全て伏線だったとは。。。
後半10話になっていままでのミステリー的な伏線がだんだんと回収されていったり、いままで嫌なところとして描いてた登場人物の性格も、いい面に作用していってみていてスッキリした。
全員性格や過去になにかしらの難があるけどもそれを全部包み込んでしまう作者の優しさと、ほんまに女に嫌われるような女、すなわちドンベクを描くことがうますぎるなと思った。
でもそんな彼女がヒロインで周りを変えていくってのもまた、作者の優しさを感じた。
あと、紐ひっぱってキスするくだりがあったけど、ギュテとジャヨンもすんのかよっておもわずわろてしまいました。
終始登場人物全員に愛を持ってリアルに真摯にえがかれていて、この作品の一番の見どころはここなんじゃないかとおもった。こんなにすごい描き方なかなかないと思う上から目線やけど。見終わったあとも思い出しちゃうやろなぁ。
最後のエンディングの製作者からのメッセージ込で伝えたいことをちゃんと伝えた製作者さんに拍手を贈りたいです。
MVPはギュテとピルグ!