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このサイテーな世界の終わり シーズン1のmegukadoのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

小気味良い、という言葉がしっくりくる。前情報は何も入れず、最初は"結局人が1番怖いよね"なサイコパスホラーなのかなと思っていたけど、全く違った。
音楽が心地よい。


彼といると自分らしくいられると言っていたけどアリッサは結構ずっと彼女らしい。事件の乗りこえ方も、乗りこえた後も、父と再会しても彼女らしさは変わらない。

対してジェームスは根本から変わったようだ。自分はサイコパスだと信じていたけど、実際に事件を起こして気付く。自分は感情がないのではなく蓋をしてきただけってこと。サイテーな事件を通して得られたのは、蓋がとれた心地よい自分。

サイテーだけど、最高なんだった。
アリッサもジェームスも、ジェームズの父も、アリッサの母も、その若さも、警察も、巡査2人の怪しい夜も、殺人すらも。
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