ドクバリ

トンイのドクバリのレビュー・感想・評価

トンイ(2010年製作のドラマ)
4.4
面白かった。

全60話ってゆー長い道のりだったけど、全体的にダレることもなく、常にトンイの驚いた顔で話が終わる感じなんかは「24」みたいで、ついつい次の話、次の話と連続して観ちゃった。

トンイの子供時代の役で出演してたキム・ユジョンなんかはもう子役の時から完成してたんだなぁってくらいにキム・ユジョンだったなぁ。
ハン・ヒョジュは記事とかで「トンイの、、」って言葉が枕詞みたいに使われてるをよく見るけど、まぁ確かにそう言いたくなるよなぁってくらいの演技のバラエティに富んだ良い役柄だったし、ヒビン役のイ・ソヨンって方はやたらと美人だった。

あとはやっぱ韓国ドラマはバカをバカとして、悪を悪として際立たせて描くのが上手いよなぁ。
パク氏一家のモブ&マヌケ感とか、チャン兄妹とその母は完全に頭がイカれてるし。
ヒビンは勘も鋭くて頭も良いのに、その兄と母が完全にサイコパス過ぎて、ものすごく短絡的な方法でトンイにちょっかいを出すのが毎回面白い。

でもまぁやっぱハンヒョジュの好演も含めて、トンイの人としての魅力が1番の見どころなのかな。
とにかくどっかに忍びこんでは捕まるし、すぐごろつきに捕まるし、この人アホなのかな?って思ったらコナンばりの名推理をしてみたり、、

時代背景的には17世紀らしいんだけど、こんな科学捜査もなにもあったもんじゃない時代に証拠も何も無いよなぁ、って普通に思うよね。
きっとものすごい数の冤罪事件とか未解決の殺人事件があったんだろうなぁ。

ドラマ自体は2010年に放送されてたみたいだけど、会えそうで会えない、でもやっぱ会えるみたいな演出はなんか懐かしさを感じた。
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