物の見方が変わるドラマ。
でも
こう見えていたけど実は誤解で…
という逆転ではなく
どんな性格の人にも
あってしかるべき裏側を描くのが
上手いドラマでしたね。
序盤は
「あれ？誰が主人公だっけ？（笑）」
ってキャスト確認したくなるぐらい
パク・ヘジンより
ソ・ガンジュンのほうが
ヒロインと結ばれそう感が強いんですが。
観ていくうちに
冷酷さの理由、納得できました。
こういうことがあったから
こんな風になっちゃったのね…の
同情パターンじゃなくて
「いや、うん、理屈は間違ってない」
って思わず頷いちゃうんですよ。
仮に
出来心から友だちの物を盗んだ人が
すごく後悔して泣いて謝っているのに
そのことを敢えて公表した場合、
わざわざ広めなくても…とか
内々に許してあげないなんて…とか
言う人いますけど。
やり方が好きじゃない、と感じたとしても
そのやり方を糾弾するのは筋違いというか。
加害者と被害者、の捉え方について
考えさせられるシーンが多かったです。
特に
ソ・ガンジュンの正義感が
すごーく良く見えていた序盤から徐々に
…いやあ、それは甘えだよ、
その考え方は勝手だよ、って
思えるようになってくる見せ方、
人間の描き方が◎。
ただ…
ラストが本当に微妙です（笑）
どのパターンを期待していた人も
ここで終わりかーーー！って
画面の前で
つんのめったんじゃないかな…（笑）
