終末の阻止を終着地点にした作品だと思っていたのですが、世界はもっと複雑でした。今シーズンで無限大（∞）の世界の存在が判明して、アダムとエヴァ陣営が交差して作品は難解さを極めました。シーズン3はオリジナルと並行世界との連動が楽しみの一つでした。
終末の時点で分岐が生じる
◼︎オリジナル世界/ヨナス基準（S1,2）
①-A
to並行世界 with平行マルタ（S2-8）→エヴァに殺される（S3-5）
①-B
to地下（S3-6）→アダムになる（S1,2）
◼︎並行世界/マルタ基準（S3）
②-A
ヨナスと会う（S2-8）→アダムに殺される（S3-6）
②-B
バルトッシュに阻止（S3-6）→エヴァになる（S3）
肝心なオチはタンハウスが原因を作ったことで歪む世界が生まれたことが分かりました。正直、当事者からしたら溜まったもんじゃないですよね。これも一つの愛の形ということで。時空を越えて、愛する人のために行動する物語は見応えがありました。シーズン1と2でクラウディアの言動が物語の解決だったのは脚本の作りに感動します。
パラレルワールドの性質上、登場人物の軸がズレてしまうので感情移入しにくかったので感動が薄いです。設定（家系図）に動かされているのは否めないのも要因かもしれません。ただタイムトラベルものの作品だったら唯一無二の作品であることは事実です。
