このレビューはネタバレを含みます
#1
冒頭、バールで肩凝りがとれるかチャレンジする芳根京子を観た瞬間にもうこのドラマ好きだなって思いました。
芳根京子めっちゃ愛らしい。人懐こい子犬みたいだ。
話は思ったより冴えなかったなー。まだ試運転だと思うけど。今後に期待。
音楽はめっちゃよい!オープニングは踊るおっさん二人でしびれました。エンディングは要さんの絞り出すような歌声だけでうるっときてしまう。劇伴も王舟でしょ?最高オブ最高じゃん。
「レスカ」って略、一般的なのか?初めて聞いた笑
#2
レンタルの人が結婚式に参列するの、『リップヴァンウィンクルの花嫁』のやつやん。
岸井ゆきの、いい子やなああ〜〜〜たくましい、すてきだ。
兄者の下手くそな仏滅の話もよかった。
でもなんか物足りないなー、なんでだろ。
引き続きop,edは素敵だ。スタレビいい曲すぎてファンになっちゃいそう
#3
やっと面白くなってきた!
やっぱ二人のガチンコの掛け合いがいちばんだな!
古舘さんの非モテ演技さいこうだ。人の話聞かないで自分語りに入っちゃう感じとか、牛丼のエピソードとか最高すぎる。元気出ました。
二人の間に割って入る芳根京子もいいなー。怒る演技もあり、歳下を諭す演技もあり、結構多才だ。軽蔑のまなざしがツボでした。なにしててもかわいいな
#4
良かったなあ。こういうのに弱い。
樋口さんの諦観とそこから生じる優しい表情がとてもすてきでした。
仲が悪くてバカだけど優しい兄弟もよかった。母親と重ねてたからかもしれんけど。
俺も海の見えるところで静かに暮らして、ときどき誰かに会って、穏やかに死にたいな。貯金しなきゃ。
古舘さんが真顔で「連れションです」って言ってたのがツボだった。
#5
めちゃめちゃ面白いな!!!
アンジャッシュのコントみたいな世界観だ。
ビスケットの伏線も完璧じゃないか、、、
めちゃめちゃドライだけど唐突にアホなの芳根京子さいこうでよかった。
つか仕事せーよ二人笑
#6
次郎のプレゼンしびれたな、
話術での引き込み方もすげえけどさ、眼差しの向きや体の動きひとつひとつを意識して表現するんだから、俳優ってすごいな、、、
ラストの兄と弟が家で飲んでるシーンもよかった。自分の弱さを当たり前にわかってくれている相手と、好きな時に気を使わず会話できるのって、とても恵まれてることな気がするなあ
#7
常にだるそうな門脇麦いいな、めっちゃはまり役やん。風呂上りハイのウザさも最高だった
植物人間のマッド感はイカれてんな
予告編の君の名はおっさん編はわろた
#8
前回に引き続きちょっと狂ってる感じ。
夢ってこんな感じだよな。ちょっとずつおかしなことが起きてるんだけどそのことに違和感がない。映像にしてみるとやっぱちょっと怖いね。
でもこの回やりたかったのはおっさん二人の入れ替わり演技やらせたかったからだと思う笑 古舘さんの入れ替わり演技すごかった、役者ってすごいなあ。
あとさっちゃんの昼寝から目覚めた後の感じ、とてもよかった。
昼寝って、周りの人たちはせっせと働いてるのに自分だけはぜんぜん関係ない別世界に飛ばされているから、起きた後独特のトリップ感があるんだよな。現実との時差ボケみたいな。それがなんだか妙に幸せだったりもする。その感覚を思い出すシーンだった。
なんだか不思議とよかった回だ。
しかし五蘊盛苦ってすげえ言葉だな。きつくね?五蘊盛苦。
#9
3人の雑なルパンのコスプレなんかわろた
さっちゃんまさかの血縁、、、急展開やな、、、
おっさんて生き物しんどいな、しかもその生き物ほとんどの男の行く末だから。人間つら、四苦八苦どころか三十二苦くらいあるとおもう
#10
最後の居酒屋でおっさん二人が飲むシーン、しみた。彼らでも老後まであと30年あり、長いなと思うんだな。人生で「おっさん」の時間長すぎる、、絶対設計ミスだよ、、、
小林薫、『知らなくていいこと』との落差すげーな
検索エンジンの名前が白目なの、クロームと引っ掛けてるのかな
勝手にこんかい最終回と思ってたけど続きあるんだ。まさかさっちゃんの元カノ出てくる展開とは。。
#11
号泣.........
ここにきて最高傑作
一郎の失言ほんとうに絶望的でノコギリでギリギリ切られるみたいだった。
でもそっからちゃんと勉強して、後悔して、反省して、会いに行って、背中を押して。
「あなたとして生きていくことを、俺は祝福する」って、こんなにも嬉しい言葉が世界にあるのか、ってクラクラした。
そんな言葉が一郎からでたことに希望を感じました。
失敗したら終わりじゃなくて、いつかそれを回復できるチャンスがある。そうやって粘り強く生きこと、ほんとに大事なことじゃないか。
そして最後のさっちゃんの手鏡も、、そういう伏線だったのか、、追い討ちで号泣
ハガレンでウィンリィが家の灯りを明滅させてエルリック兄弟に帰る家があることを伝えたシーンを思い出しました。
あとね、トータルでの二郎の働きもほんとにすてき。彼が居なかったらこんなハッピーエンドは迎えられなかったから。俺も来世は滝藤さんみたいになりたい。今世もできるだけ頑張る。
#12
最後の三と四のくだり、いるかなあって気はしたけど、まあしんみり終わるのはこのドラマっぽくないよな。
三人で暮らした一泊二日の時間、夢みたいだったなあ。年老いても、うらぶらても、人生にはこういうハッピーでラッキーな瞬間が時々あるのかもしれない。朝目覚めてみんなで歯を磨いて、朝ごはんを食べること。幸せそうだったな。だからこそ別れは切なくて、愛別離苦なのだけども。1話をトレースするような一郎のルーチンが切ない。
ずっと続くと思っていることもいつか終わる。それが人生だよなあ、言われたらわかるんだけど、自分ごととしてはいつも忘れてしまう。なんでこんなに歳とっても学ばないんだろうな、我々。
そんな風な当たり前の苦しみと、日々のちょっとした喜び、両方を織り混ぜて、普通に老いていく過程を切り取ったすばらしいドラマだったと思いました。
しかしさっちゃんカムバックして続編やってほしいと思っちゃうなー。フィクションのずるさにいつもあまえてしまう。