近年、稀に見る面白さだった。
タイムスリップという非現実要素がありつつも、ラストに待ち受ける急展開に毎話毎話続きが気になった。
途中、やや中弛み(引き延ばし感)はあったもののほぼ満足して完走。
主演は竹内涼真だが、真の主人公は明らかに鈴木亮平であろう。
それだからこそ、最後のシーンが活きるのだと思う。
強いて言えば、真犯人役のキャスティングと小藪の存在、現代パートがやや強引な流れが気になった。
それでも、全体の規模感からすれば充分満足な作品だった。
追記
こういった作品には背景に流れる音楽も重要なんだと感じた。
ドラマパート、サスペンスパートなどここぞと言う時に、ぐっとドラマの世界に引き込ませる。それだけでその作品の評価はかなり変わってくると思う。
今作はその面でも非常に評価が高かった一作であった。