梵

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。の梵のレビュー・感想・評価

3.0
前回の同枠NNYに続いてぶっ飛んでいる作品。
話に中身があるといえばあるけれど、ないといえばない。

今話題の横浜流星くんが出ていますが、評判も決して良いわけではないし視聴率もよくないし流行りものが好きな若い子にただ顔がウケているだけなのだな、と感じています。

清野菜名ちゃんはさすがアクションを今でもやっているだけあってキレッキレ。横浜流星くんは、自分でも言っていましたがアクションは得意ではなさそうな感じが見るからに伝わってきます。
スローで見せたり、逆に映像を速くしたりしてアクションをやっている感を出しています。ですが、空手の大会で優勝している経験はあるので回し蹴りの姿はさすがです。

清野菜名ちゃん演じる川田レン/リコは双子の設定で、一人は火事で死亡。
山口紗弥加さん演じる母親川田麻衣子はレンだけを溺愛。
実際のパンダが双子を産んでも一匹しか可愛がらない習性を人間版でも生かしていて芸が細かいです。

観進めていく内に、直輝は自分の為にレン/リコを利用していたり、田中圭さん演じる直輝の父森島哲也が殺された真犯人を見つける為にテレビ局で働いている白石聖ちゃん演じる佐島あずさと付き合ったり...直輝が割と最低な人間だと感じるようになっていきます。
最終回目前ですが一番の被害者は、佐藤二朗さん演じるあずさの父佐島源造です。
薄々と黒幕の存在は後半になって何となくは分かっていましたが、「えー!そうなんだ!」と思う場面も多く飽きずに最終回を迎えられました。

黒幕、ADの伊藤くんであってほしかった...。まだ坂東龍汰くんはそこまでの役者じゃなかった...。
梵