J四郎

ペーパー・ハウス シーズン1のJ四郎のレビュー・感想・評価

ペーパー・ハウス シーズン1(2017年製作のドラマ)
3.5
ネトフリで配信されているスペインのドラマ。
教授と呼ばれる男が犯罪チームを結成し、五か月の養成講座のあと造幣局を襲撃する強盗サスペンス!

このドラマは評判が高かったので鑑賞しました。確かに第一話のつかみがものすごーく上手くてコレはメッチャ面白いんでは?と期待しました。

しかし!話が進むにつれメンバーの皆さんは情熱的に勝手な行動をはじめます。もう緻密な計画はどこへやら?感情と恋愛脳で突き進む。ほとんどのメンバーがこの傾向にあるんですが特に主人公のトーキョーが酷い。

この人、最初はめっちゃ美人でカッコ良いのが出てきたやん!と上がりましたが。勝手な事ばかりするわ、トラブルの元になるわ性格も悪いわと凄まじい。ここ最近見た女性キャラの中では断トツのクズっぷりです。コイツのおかげで相対的にベルリンがまだいいヤツに見えます。

それにしても準備の五か月間、一体この人たちは何をやってたのだろうか?たぶんテラスハウス的なことばかりしてたんでしょうねえ。
最初は冷静に対処して頼りになるなと思ってた教授ですらアレですから、ラテン系のノリってこうなのかな。メンバーで感情移入出来るのはナイロビとモスクワ親子くらい。

それでも毎回トラブルが起こるし(アホな事ばかりしてるから当然だが)ドロドロの恋愛模様があるのである意味退屈はしません。昼ドラが好きならこの辺も楽しめるかも知れません。僕は残念ながら途中からちょっと冷めてきましたがね。個人的にはこれでプリズン・ブレイク並みっていうのは言い過ぎだと思います。
J四郎

J四郎