ヘンリーのナナセさん、ナナセさんと話し掛けるところだけはっきりと覚えてます。
多岐川裕美の美人振りに惹かれて筒井康隆の魅力を知る切っ掛けとなったドラマでした。
当時は他に星新一とか日本人SF作家が流行していました。
私は筒井康隆を読破するほどハマりました。
通学、通勤バス、電車のお供はウォークマンと筒井康隆文庫。
時にはひとりで涙しながら笑いを堪えたこともあり多分同乗していた他の方達からは変な人に映ったでしょうね。
関節話法は秀逸www
此方は七瀬三部作の二作目。
家族八景、七瀬再び、エディプスの恋人で三部作。
七瀬をリーダーとした超能力の仲間達が安住の地として北海道へ向かう。
この手の物語で共通しているのが能力を知られる、見せるで悲劇へと向かう。
後のナイトヘッドも然り。
最近は逆に見るパターンもある韓国映画のTHE WITCH 魔女の様に見せて引き寄せる。
マイノリティでも突き抜ける強さがあれば良いのですがそうでなければ社会から排除されてしまう。
機会があれば再見したいです。