くるみ

ストーブリーグのくるみのレビュー・感想・評価

ストーブリーグ(2019年製作のドラマ)
4.4
やっと観終わったー!!
全32話ですが、1話30分なのでサクサク観ることができます☺︎︎
展開も面白く、次々と難題が降りかかってくるので飽きもきません。
…それなのに、なぜか途中で中断してしまい、かなり時間がかかってしまいました。笑

ちなみに野球そのものの話ではなく、球団の運営陣の話です。
私は元々スポーツ観戦に全く関心がなく、野球のルールもほとんどわからないのですが、それでもトレードの方法や外国籍選手の獲得、オフシーズンの過ごし方、キャンプの必要性など、プロ野球の裏側を覗けたようで興味深く観ることができました。
この作品で予備知識を得て、間にWBCを挟んで野球の面白さを知ったので、時間を置いたことで逆により楽しめたのかも。
万年最下位の弱小チームが腐敗したものを取り除き、意識の改革を行い、一丸となって前に進んでいく様子が観ていてとても爽快でした。
ちょっと池井戸潤作品っぽいし、韓流ドラマの中でも男性にもオススメしやすい作品だと思います。

観ようと思ったきっかけはキャスト。
メインの登場人物にウ•ヨンウでお馴染みのパク•ウンビンちゃんと『悪霊狩猟団カウンターズ』でソ•ムンを演じていたチョ•ビョンギュくんが出ています。
お気に入りの二つの作品のお気に入りの二人の共演、うれしい♡
パク•ウンビンちゃんの衣装がいつもオシャレで、毎回ファッションにも注目してました。

私は初めましてでしたが、主演のナムグン•ミンさんもとてもかっこいい。(ちょっと山崎育三郎に似ていると思ったのは私だけ⁇)
スタイルがよくてスーツが似合うし、GMの飄々とした雰囲気がとてもよく表現されていました。

しかしなんといっても我らがオ•ジョンセ!
めっちゃ嫌な役。何あの赤スーツ!!笑
それなのにやっぱり絶妙に上手くて、彼が演じることで深みが増すというか…敵対する役なのに彼の過去(背景)や苦悩、葛藤が垣間見えて嫌いになれず、さすがだなぁと思いました。

最初は全然見分けがつかなかった選手たちも32話も観ればみんな愛おしくなります。
後半にはきっと「ドーンギュドンギュ、イム•ドンギュ」の歌を無意識に口ずさんでいるし、無駄にカン•トゥギって言いたくなることでしょう。

「やっと観終わった」という気持ちと「終わってしまった」という気持ちの間で今、せめぎ合っています。
あーあ、次は何を観ようかな。
くるみ

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