特捜最前線の40の情報・感想・評価

正月休み、船村が妻と娘を伴って中華料理店で豪勢な食事を楽しんでいると、隣で幸せそうな一家がさらに豪華な料理に囲まれて談笑しているのが目に入る。その一家が鞄を忘れたのに気付き、自宅まで届けてやろうとした船村だが、行ってみると中はもぬけのカラで、テーブルには遺書が残されていた… 一家心中を食い止めるため、正月から船村たちが奔走する第40話。我らが紅林こと横光さんがゲスト出演したエピソード。序盤、神代さんちでみんながカルタ大会やってるってのが、何か微笑ましい^_^ プルトニウムを追跡するような天下の特命課が、何でサラ金に追われた一家の自殺を止めようとするのか…その理由を語る神代のセリフにグッときます。正月で所轄の警察署が忙しく、事件として扱わないようなこの件について、「特命は誰もやれないことをやる、もっと言えば、誰もやらないことをやるんだ…」 ここに、特捜最前線のイズムを感じますね。