特捜最前線の73の情報・感想・評価

都内で発生した連続殺人事件。被害者は蝶マニアの大学院生・水上と、ディスコ経営者・田口という接点のない2人だが、現場には水上の持つ蝶の標本があったことから同一犯によるものとされたのだ。捜査に当たる特命課に、「犯人は大雪山の梶間だ」と密告が入るが、津上はイタズラだと主張する。北海道・大雪山で民宿を営む梶間は、津上が良く知る気のいいオヤジだったからだ。しかし事件は、やはりその梶間の犯行だった。彼は三人目の標的・結城を狙い、その妻子を盾に喫茶店に立て籠ってしまう。人質になったことで透析が受けられず尿毒症を悪化させた子供を救うため、交渉に臨む津上だったが… 73話は津上編で、ゲストは綿引勝彦。梶間に同情しまくり刑事の本分を忘れかける津上に、神代も吉野も厳重注意のカミナリを落としてハラハラ。でも最後は、梶間の「決意」のおかげで事件は解決します。やるせない思いと放心状態の津上の姿に涙…