このレビューはネタバレを含みます
セロイが、可愛くて頑張り屋で性格もいいスアでなくて、イソを選んだ理由がこのドラマの醍醐味だと感じた。メインテーマ・メッセージとしてはよかった。
信じるってどういうことか、と、その難しさをしっかり教えてくれた。
セロイを信じて彼に人生を懸けて、どんな状況でも彼のやることに反対しなかったイソ。
ずっとずっと応援し続けてたけど、信念に反してでも安定をとって長家に身を置き、セロイが傷ついた時は、もうやめていい、もうやめて一緒に幸せになろうと言ったスア。
どちらもすごいことだし、どっちが正しいのかはわからない。けど、セロイにとって正解だったのはイソの向き合い方だったんだろうな。
だけど、スアがそうしたのは、スアが悪いわけじゃない、彼女の人生、これまでの生き方がそうさせている、のが辛いところで、泣いてしまった。
スングォンとヒョニさんの関係はなんだかよかったなぁ。それがはっきりじゃなくて、やんわりと描かれてるところがまた良かった。ヒョニさんがいつも暴力はダメだって言ってることにちゃんと従って、反撃しなかったスングォン、すっごくいいじゃん。