ドクバリ

池袋ウエストゲートパークのドクバリのレビュー・感想・評価

池袋ウエストゲートパーク(2000年製作のドラマ)
5.0
<再鑑>

やっぱ最高に面白い。

木更津キャツアイ観た流れで池袋ウェストゲートパークも観てみたけど、木更津より2年前の作品かぁ、舞台が池袋だからか、木更津よりも新しい感じがしたかも、、とは言え22年前だけれども。

木更津はとにかく全キャラが魅力的なのが特徴だと思うんだけど、池袋はマコト(長瀬智也)とタカシ(窪塚洋介)のカッコ良さがエグい。なんかもうマイプライベートアイダホのキアヌ×リヴァーフェニックスくらいエグい。

タカシってゆーかキングはもっといっぱい出てるイメージあったけど、登場シーンがそんな多くなかったことにビックリ。
それでもセリフとかほとんど覚えてたから、やっぱクドカンの言葉の力ってやつはスゲー。

逆に和範(高橋一生)とかサル(妻夫木聡)は記憶にはなかったけど、割と最後まで登場シーンがあったのね。

横山(渡辺謙)の存在感も流石ケンワタナベって感じだったし、加藤あいカワイイ、本田翼に似てる。
それと小雪の色っぽさが物凄い。
あとボーリング場の店員のカオルが安藤裕子だったとは。てゆーか役者だったとは。

演出?チーフ演出が堤幸彦だったってことに今更気づいたんだけど、今見ればもろ堤幸彦。
クドカン×堤幸彦ってクソ贅沢&相性良いなぁ、、池袋のなんか「よくない」というか「不穏」な空気感はきっと堤さんの力なんだろーなぁ。
あとSADSね。元から好きってゆーのもあるけど、ドラマの雰囲気とズブズブに合ってて素晴らしい。

まぁなんでかんでで、ガラケーってゆーかピッチか?懐かしいなぁとか、マコトはそーいやぁ焼きそばが好きだったかぁ、とか思いながら観てたんだけど、九州の回の「ゴー!」は普通になんか泣いてたし、最終回はもうほんとベロベロに泣けた。

歳を取ると「あの頃は良かった」的なことを言いがちだけれど、このドラマみたいに最終回でしっかり盛り上げるドラマってしばらく観てないよねぇ。

てゆーか1999年〜2002年あたりのドラマをググってみたけど、ケイゾク、池袋、トリック、木更津、濱マイク、、、なんかスゲー。
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