平成2年の男

愛の不時着の平成2年の男のレビュー・感想・評価

愛の不時着(2019年製作のドラマ)
3.0
・北朝鮮と永世中立国スイスの使い方がうまいなぁ。。北朝鮮に対する郷愁を制作サイドに感じた。

・正直、梨泰院クラスの方が私は好きだった。人の好みによるだろうが、多くの男性は私の意見に同意するだろう。

・泣かせるテクニックのオンパレードで、泣きながら感心していた。わかっていても泣いてしまうのが本作のすごいところ。

・片目だけ涙を流すとかどうやったらできるんやろな。

・唐突な「マッドマックス 怒りのデスロード」には笑った。権利関係は大丈夫なのか、このセリフ。

・銃弾から男を守ろうと、女が車ごと身代わりになるシーンがある。宇宙の法則を捻じ曲げているとしか思えない加速度で銃弾の軌跡に割り込むレンジローバー。からの、ドアガラスが銃弾をタフに弾くかと思いきや、普通にパッキーンと貫通して、ユンセリが被弾して死にかける。スポンサーの都合と脚本の都合が渦巻いているシーンとして非常に印象に残った。「この車のエアバッグのおかげで正面衝突しても助かった」という梨泰院クラスの露骨なベンツageセリフと似たバイブスを感じる。

・奥様ズの6人の中に、めちゃくちゃ可愛い奥さんがおる。滅多にカメラの中に入らないくせして、めちゃくちゃ可愛い。なんなら作中一番可愛い。誰なんだ、彼女は。熱く注視していたが、ずっと彼女だけセリフらしいセリフがないまま物語は進行していく。そしてエピソード13の残り39分あたりで彼女が喋った時、あまりの天使っぷりに俺はのけぞった。クララが立った瞬間よりのけぞったかもしれない。なお、クララは本作におけるスイスとかけているわけではない。