kamiori

最高の離婚のkamioriのネタバレレビュー・内容・結末

最高の離婚(2013年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

#1
tverで見つけてしまった.......
見るしかないじゃないか........

光生の性格のわるさ憎めないけど、一緒に暮らすのは絶対やだな
でも結夏のがさつさも耐えがたいと思う
バランスって大事だ

そういう二人を結びつけたのも震災の一つの側面だったんですかね。うまくいえないけど、こういうドラマを観たかった。

#2
「死ねばいいのに」が灯里のセリフだとは思わなかった。きつい一撃だ・・
光生はずっと自分のことばっかだな。他人のためと見せかけて全部自分のことばっかりだ
誰かの役に立ちたいなんてほとんどエゴでしかないのにな

#3
見逃した。失敗した・・。
ネットであらすじを読んだ。灯里が光生と別れた理由がひどかった・・・。
でも二十歳前後なら自分も似たことしたかもしれないなと思った。いやいまもやるかもしれないな・・
気をつけよう・・人の映画と音楽の趣味は尊重しよう・・・・・・

#4
 坂元裕二さんの脚本がすごい。一人の女性が人を好きになって、その人との将来を思い描いて、でも結局すれ違ってしまう。そういう歴史がセリフに集約されていた。もちろん全てを知ることなんてできないのだけど、彼女の人生の奥行きを覗かせるような、そんな語りがたくさんある。
 それを演じている尾野真知子さんもすごい。彼女の演技は他人事にさせてくれないなと思う。その怒りとか涙は、自分が引き起こしてしまうものかもしれないと、観るものに考えさせてしまう。坂元さんの脚本にうってつけの女優だと思う。しかしあまりにもリアルすぎて見ていて辛くなってしまう側面もあるのだが、、
 光夫はやはり最悪である。しかし今回も身に覚えがある最悪さ・・
 お店で食べたらお金を払う、手料理を食べたらお礼を言う、ありがとうを言わないのは食い逃げ。これは本人のためにも子供の時から徹底して教え込むべきだな・・
 淳之介は光夫と対照的な気持ちのいい男。窪田くんほんとに演技うまい。
 魚眼レンズの映像がちょいちょい入るのはどういう意図なのか気になってきました。

#5
人間の変えられない本質みたいなものあるよな。
大人になって着飾ることを覚えた自分が、どうしても追い出せない自分。
特に灯里の場合、正反対の二人が一緒にいるような感覚なのかもしれない。
彼女はどうしたら幸せになれるんだろう。
これまでのような曖昧な関係をだましだまし続けるしかないんだろうか。
アジに感情移入で笑ってた前半が遠い過去のようだ......

予告も殺伐としてきたな......

#6
何言ってもダメモード、辛い
そんな状況でも女同士は「わかる」で連帯できちゃうのよな
正直それはちょっとずるいと思ってる

窪田くんの好青年ぶりに大分救われてる

#7
缶詰が開発されたあと、缶切りが開発されるまで50年くらいかかったらしい
大事なことは後からくることもある
たしかに離婚後にふたたび同居をはじめてから、家にいる結花はけっこう楽しそうに見えた
性格だけなら初島くんのほうがよっぽど合う
でもうまくやれるのと好きかどうかはまったく別問題なんだな
やっぱり好きだったと自覚をしたうえで、さよならをする
こっそりと、一日だけ、いちばん夫を好きな妻として生きて、それで黙って去っていく
本心をつづった手紙は読まれない
そういう手紙は自分らしくないなって、チラシの裏にがさつなメモを残して去っていく

光夫は光夫で、灯里にことばが届くようになって、結花のことがよく見えていない
上司を殴ってしまった大嫌いな頑張れの言葉を灯里にかける
どうしてそういう魔法を結夏にはつかえなかったのか
本人はわかんないんだろうな
缶詰のくだりがちゃんと話せてたらどうなっただろう。彼らはたくさんの分岐点で、ことごとく反対を選んでしまったように思う

#8
光夫と灯里、二人ともキャラ変わっちゃって、大学生みたい
笹塚だし、音楽の話とかしだすから花恋みたいだと思った

でも二人が一緒にいるのはどうも落ち着かない
会話の内容はとても打ち解けたものだけど、二人の間にある空気はどこかこわばった感じがする
おたがい喪失の埋め合わせで近づいているからなんだろうか

ガッツ石松さん演技上手だ
のび太の結婚前夜のくだりで爆笑してしまった

#9
4人が灯里の部屋に集まる場面、いったい何が起きてたんだろう?
理解がついてかなかった、すごかった
人間でほんとにめんどくさい生き物だなと思った(肯定的に捉えている)

鍋食べ終わった直後に映画行きませんか?とメールする灯里は強いなと思った
でも彼女はずっとそうだよな
ぶれないし戦うことを全く恐れない

諒はなんでLINE切らなかったんだろ
カワイさんが女装で捕まった話は笑ったけれども

立ち食い蕎麦屋とか歯医者のモノローグは彼らの心の中の描写なのかな

シャンテは好きな映画館!
いまとちょっと感じが違うね

#10
光夫が空想で結夏に語りかけるシーンの空虚さがこたえた
孤独は突然やってくる

諒は復縁できてよかったね
一緒に居れば灯里の気持ちも戻ってくるかもしれないと考えちゃうけど、彼女は人は変わらないと言ってるからどうなんだろう
でもどんなに可能性が低くとも打席に立てることにまずは感謝すべきだろうな

AVに勧誘されたりとかでんぱ組にはまったりとか、物語は予期せぬ方向に向かってる笑
最終回、どう決着させるのでしょう。楽しみ!

#11
 離婚届なんて出すか出さないかだと光夫の母が言っていたけれど、夫婦であるかどうかなんてまさしく紙一重なんですね。
 目の前にはたくさんの分岐があって、たまたま選んできた道の先に結婚とか離婚がある。
 ジュリーの歌をうたい、田舎道を一緒に歩き、入場券を買って、合鍵を何度か落として、閉まる電車に引き込んで、不意打ちのキスをして、財布には二人分の新幹線代があって、新横浜からは歩くしかなくて、たこ焼き屋はいつかの店で、そして部屋に帰ると猫たちが戻っている。そうして二人は夫婦をやりなおす。
 一つでも違う選択をしてたら、結果はそうならなかったかもしれない。それはとても不安定な結末。でも、だからこそ二人は一緒にいるべきなんだと思いました。
 震災が狂わせた偶然を呪うことから始まり、その偶然を祝福することで終わる。なんて美しい結末でしょう!
 渋谷でしこたま飲んで、始発に乗ろうと歩いてたらなぜか目黒川で、ちょうど夜が明けて、静かできれいな眺めがあったことを思い出しました。そういう無意味な偶然を尊く思いたいね!
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