男たちの旅路の9の情報・感想・評価

エピソード09
別離
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コメント2件
momoko

momoko

NHKオンデマンドここで終わりなんだが…?!?!?! かつてないほど気になるところで終わってる…ここで終わりは許さんぞ??????? 今までと毛色が違いすぎて、違う人が作ったみたい… 面白いけど… 何このドラマ…
おかちゃん

おかちゃん

このコメントはネタバレを含みます

今回は、一見都会的で自由奔放に生きてそうな悦子君の死別。 彼女も、「孤独」を抱え込む都会生活に疲れた女性(OL)。その本音を、建前に生きる吉岡指令補に思い切りぶつける。建前の彼も、彼女の病気を知ると助けを出し、少しずつ彼女(若者)の措かれている心を理解し始める。ここでやっとドラマ・シリーズ本題が具体的に交錯する。【もう建前は、崩壊したのだ】  吉岡は、しかし建前(義理)世界で生きる人間。何と言っても【特攻隊の生き残り】。こうなりゃ義理と人情の板挟み=ヤクザ映画・任侠の世界同様。もがき苦しむ。 一方、本音で生きる側もその姿に、格好良さを感じ惚れていく。オットト、筋書き描いてるだけになってしまう(笑) この後「足長おじさん」的物語で、当時の山口百恵の「赤い疑惑…」と雰囲気が似てくる。 つまり私が言いたいのは、当時の社会は戦争生き残りがアチラコチラにいて、まだ戦後のモチベで頑張っていたという事。どなたかも書いてるが、私達は若く当時余り気付かなかったが、社会に入るとその現実に直面し、登場人物達と同じように戸惑い生きて来た。(当時学生の我々は、「桃井さんカッコいい❗️鶴田は、アナクロじゃあない⁉️」と話し、一方で米国映画やヤクザ映画を楽しんでいた。➡️その後、桃井は「もう頬杖…」で女性のしなやかな生き方を示し、男達は、管理社会にドップリ浸かる。  そして、今は【令和】なのだ。 劇中に挿入される「大磯ロングビーチ」が、郷愁を楚々る😢 ★悦子の母親役=絵澤萌子、いい味出してまんねん。ロマンポルノ万歳🙌 ★吉岡の上司=池部良、これも東映ヤクザ映画の役処と同じく。 つまりは、この作品も【生き残り】が、頑張って脇で支えている。
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