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天気がよければ会いにゆきますのnnのレビュー・感想・評価

3.8
幸せについて考えている。
な、何があったの?
いや、ご心配なく!
韓流ドラマ「天気がよければ会いにゆきます」を見終わったので、こんなタイトル。
なかなか素敵なドラマでした。
さすがヒーリングラブストーリーと銘打ってるだけある。
癒されました。
ワタクシは、やはり田舎が好きなのだ。
このドラマでワタクシが好きなところは、この風景。
江原道寧越郡でロケしたとのこと。
雪の残る山などから、我が故郷とは違う北国のようである。
よって新潟を思い出した次第(・・・単純)
そして当然イケメンと美女達のてんこ盛りで、目に優しい。
そして、言葉が多い。
小説が原作ということもあり、何かと文学的なのである。
舞台も「グッドナイト書房」という本屋さんで、そこで読書会が開かれたりする。
ヒロインヘウォンと暮らす叔母は作家だし。
へウォンをずっと想い続けているウンソプは不眠症で、眠れぬ夜にブログを書いている。

最終回は、特に多弁だった。
好きな場面は4ヶ所あったが、そのうちの二つは、巻き戻してセリフを書いた。
平凡がつまらないなあとか、今ワタクシは幸せなのか?と思った時のために書き留めて
おく。

*へウォン達と同級生で、ウンソプの親友ジャンウは、高校時代トップの成績でソウル大へ進学。
その後帰郷し地元の市役所で働いている。
ずっとウンシル(同級生)を想い続けている。
その二人の会話。
ウンシルがジャンウに、なぜ一流企業に入らなかったのかとか、夢とかを聞く(暗にスケールが小さいと言いたげに)
ジャンウ「ソウル大を出て宇宙飛行士を目指す人もいる。
でも俺はソウル大を出て平凡な日常を積み重ね、コツコツ毎日を生きるのが夢だ。
誠実に平凡に生きるのが自分の幸せだとわかってる。」
それを聞いたウンシルはカッコいいと言う。「自分の幸せを知っている人はそういないから。」と。

*で、全てが終了し、まあまあみんなハッピーだよね、と言う感じの終わり方で、ハッピーエンド大好きなワタクシとしては大満足である。
と、そこへ、エンドロールというか、スタッフや撮影場面などのメイキング画像ととも
にまた字幕が流れる。
「俺たちの旅」世代にはなんとも懐かしい感じである。
  
幸せとは そう 難しいものです
だけどあなたも 朝目を覚まし 一日を始めるだけで 黙々と今日を生きていくだ
けでその難しい幸せを 誰かに与えているかもしれない
いつも誰かがあなたに感謝してる
自分では気づいていないだけ
どこかで一生懸命生きている あなたよ お疲れ様
あなたよ ありがとう 
今日もどうか グッドナイト
nn

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