「謗法」(ほうぼう)と言う言葉が仏教の言葉だという事を初めて知った。ドラマの謗法師を名乗る女性が呪いをかける事が謗法だと話している。日本の仏教と韓国の仏教の違いだろうか。
何気なく開いた動画配信サイトで観たドラマは、オカルトとは違う複雑な韓国の宗教事情に通じる様相を呈して魅力的。
脚本のヨン・サンホのアニメ作品『 我は神なり』は、クリスチャンのテーマを描いているようで興味深い。
まだ第一話、これから楽しみだ。
追記 2021.06.29
最終話まで期待を裏切らず魅せてくれた!
日本から渡来した犬神、付喪神の描き方が興味深い。
主人公の謗法師の少女に対して結界を張って抵抗する日本人祈祷師大友の日本語がそのまま響く。
警察の捜査と巨大IT企業の対峙が、只のオカルト話にならずリアリテイのある舞台設定に大きく寄与しているのも好ましい。
7月には劇場版映画が韓国で公開予定との事。
日本公開も待たれる。